スタンプコンクリート業者のためになる話 Vol.1

スタンプコンクリートは商業施設内のロビーやマンションのエントランス等にカッコいい舗装がされたコンクリートのことです。
タイルやレンガよりも安く、沢山のバリエーションがありとても魅力的な施工方法です。
ただ、スタンプコンクリートの施工は難しく、道具は勿論ですが、多くの知識と経験が必要です。伊藤建材はスタンプコンクリートの施工と販売を長年続け沢山のお客様から選ばれてきました。
これらの経験からスタンプコンクリートを使用される方々に分かりやすいように3回に分けて解説していきたいと思います。
1.スタンプコンクリートの必要道具を購入する
スタンプコンクリートでは、さまざまな道具が必要になり施工するにあたって事前に購入する必要があります。
販売しているお店は全国に数社しかありませんので、よく調べてご購入下さい。 すでにお持ちのマットと同じ名前であっても、商品が本当に同じサイズや割肌かどうかも確認しなければいけません!(これはとても大事です!) すべてをそろえる事は困難であってもリース契約など御社にあった方法で準備されると良いです。
これからスタンプコンクリートを始める為の必要道具
- ◎必要道具(必ず必要な物)
- ◯スタンプパターンマット (㎡数によって5枚~10枚)
- ◯タンパー (スタンプマットに乗って叩く棒)
- ◯ザル (カラーハーデナーを均一にまく為の物)
- ◯リリーサーポンプ (リリーサーを均一にまく為のポンプ)
- ◯左官道具 養生材
- ◎あったら便利な物
- ◯フレスノトロウェル (カラーハーデナーを均すためのトロウェル)
- ◯プッシュハンドル (フレスノトロウェルに装着するとコンクリートに入らずに良い)
- ◯密閉ボトル (あまったカラーハードナーを湿気防止して保管しておくもの)
- ◯T型チズルや目地補修用の目地コテなど
- ◯サンプル作成のための型枠
上記のような工具や道具があればスタンプコンクリートを施工する事ができます。 あとは上手に施工するにあたって、さまざまなテクニックなどがありますので、練習していけば必ず上手にスタンプコンクリートができること間違いなしです。
2.スタンプコンクリートの必要消耗品を購入する
「1.スタンプコンクリートの必要道具を購入する」で説明した道具が揃ったら、消耗品の材料を購入する必要があります。
これも各メーカーさんによって色も名前も異なりますので、よく調べてご購入ください。
過去に施工したスタンプがどこのメーカーの物か解るように工事台帳などに記載しておくと良いと思います。
スタンプコンクリートを施工する為の必要材料
- ◎必要道具(必ず必要な物)
- ◯カラーハーデナー(ベースとなる色)
- ◯リリーサー(液体と紛体があります。)
- ◯トップコート(下塗りと上塗りがあります)
この3種類はどのメーカーさんにしても必ず必要な材料となります。
- 当社の材料の場合(参考としてご確認ください。)
- ◯カラーハーデナー全19色 1袋=約8㎡~10㎡
- ◯液体リリーサー前5色 1缶=約60㎡~75㎡
合計95種類のカラーバリエーションがあります。 これらをお客さんに決めて頂くのも困難である為、グレー系 茶系、クリーム系などで絞っていくと見やすくなるかもしれません。
- ◯トップコートは下塗りのスーパーシーラーとトップシーラがあります。
- 下塗りのスーパーシーラー#2000を1回塗、トップシーラ#3200を1回塗の計2回塗の施工となります。

カラーハーデナー

液体リリーサー

トップコート
3.スタンプコンクリートの施工について
スタンプコンクリートを施工するにあたって、事前準備の為の必要工具は前回記事の「1.スタンプコンクリートの必要道具を購入する」をご覧ください。
スタンプコンクリートの施工にあたって大切な事がいくつかありますが、まずはそれぞれの工程においてのタイミングが一番大切だという事です。
- ①コンクリート打設後のカラーハーデナーを撒くタイミング
- ②撒いたカラーハーデナーを均すタイミング
- ③スタンプするタイミング
この上記3つタイミングさえ完璧にこなせば、あとはいろいろとやりようがあります。
しかしながらこの3つのタイミングは非常に難しく、その日の気温によって全く異なりますので、経験が必要となります。
失敗のリスクが考えられる場合は、スタンプコンクリート専門の人を施工日に来ていただく事から始めても良いと思います。
当社は打設日に合わせてスタンプコンクリート専門の職人を派遣しレクチャーするサービスもしております(地域により価格差あり)。
もしくは材工にてお受けする事も出来ます。(地域により価格差あり)是非ご検討ください。